【職業訓練】試験に落ちたらどうする？7つの選択肢

キャリアアップや希望する就職を実現するためには、必要な職業スキルや知識を習得することのできる職業訓練があります。

求職者を対象とした職業訓練は、無料で受講することができることが最大のメリットです。

職業訓練を受講するには、選考試験に合格する必要がありますが、不合格になってしまう場合もあります。

そんな方に向けて、職業訓練の試験に2度落ちた経験のある僕が以下の点を中心に「職業訓練の選考試験に落ちた場合の選択肢」について解説します。

結論からいうと、職業訓練の試験に落ちたからといって絶望する必要はありません。

選考試験に落ちてしまっても、キャリアアップや希望する就職を実現するための方法はたくさんあります。

僕は、職業訓練の試験に2度も落ちてしまいましたが、3度目の挑戦で合格することができました。

実際に合否通知が不合格だったときは、「これから、どうしよう」と落ち込みましたが、タイミングよく開講されるWebデザインを学べるコースがあったので受講することができました。

職業訓練に試験に落ちてしまっても、落ちた経験を活かすことで成長し、キャリアアップや希望する就職を実現するために状況に応じたベストな選択をしていきましょう。

合否通知が届いたらまずはハローワークへ

職業訓練の選考試験の結果は、訓練実施施設から合否通知が郵送で送られてきます。

合否通知が届いたら、まずはハローワークへ報告に行きましょう。

不合格だった場合は、ハローワークへ報告に行くことで今後の方向性を再度相談することができます。

合格していた場合は、そのまま手続き（受講あっせん）を行います。

職業訓練の試験に落ちた場合の選択肢7選

１．同じコースを再受験する

職業訓練は、同じコースを再受験することができます。

たくさんのコースがある中から見つけたコースは、きっとあなたにとってベストです。

開講頻度の多い職業訓練のコースであれば、もう一度挑戦してみるのもいいでしょう。

しかし、開講のタイミングが合わない場合もあります。

再受験したいと思っている方は、ハローワークや訓練実施機関に直接「次の開講はいつなのか？」問い合わせしてみましょう。

２．別の希望に沿ったコースに応募する

職業訓練は、いろんなコースが21の想定する分野に分けられています。

僕が受講したWebデザインを学んだコースは、デザイン分野のWebデザイン系コースの1つです。

Webデザインを学べるコースにも、いろんな訓練実施機関がそれぞれのコースで実施されています。

コース名は訓練実施機関によってそれぞれ違いますが、訓練内容は一緒ということもあります。

あなたに合ったタイミングで開講される希望に沿ったコースを探してみましょう。

別の希望に沿ったコースを探す場合は、ハローワークインターネットサービス – 職業訓練検索・一覧で「エリア」と「想定する分野」を絞って検索しましょう。

職業訓練検索はこちら
公式サイト：ハローワークインターネットサービス – 職業訓練検索・一覧 

「デザイン分野」以外にもWebデザインを学べるコースは、「基礎」や「IT分野」、「クリエート（企画・創作）分野」にありました！

３．別の地域の希望に沿ったコースに応募する

職業訓練は、住んでいる地域とは別の都道府県でも受講することができます。

県外のコースに応募する場合は、自分の通える範囲なのか事前に確認しておくことが大切です。

開講頻度が少ないコースなどタイミングが合わない場合や、住んでいる地域に希望に沿ったコースがない場合は、別の地域で希望に沿ったコースがあるか探してみましょう。

別の地域の希望に沿ったコースを探す場合は、ハローワークインターネットサービス – 職業訓練検索・一覧で「エリア」と「想定する分野」のみを絞って検索しましょう。

職業訓練検索はこちら
公式サイト：ハローワークインターネットサービス – 職業訓練検索・一覧 

最近では、全国どこからでも自宅でインターネットを使って受講できる「eラーニング」のコースもあります。

４．希望に近いコースに応募する

職業訓練で学ぶスキルは、コースによっては同じスキルを学べます。

コース名だけでは、希望するスキルと違うような訓練内容と感じるコースでも、同じスキルや希望する職業に必要なスキルを学べることがあります。

各コースの訓練内容は、「取得できる資格」や「就職を想定する職業」を基準に判断していくとわかりやすいです。

希望する職業がどのような仕事内容なのか、どのようなスキルが必要なのか知っておくことで希望に近いコースでも失敗しないコース選びができます。

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５．別のコースに応募する

職業訓練には、21の想定する分野に分けられたいろんなコースがあります。

キャリアアップや希望する就職を実現するための職業訓練では、その職業に必要な職業スキルや知識を学ぶことができます。

専門的なキルや知識を学ぶことができるため就職をする前に自分に合う仕事かどうか判断できる機会にもなります。

無料で受講することができる職業訓練だからこそ、過去に興味のあった分野などを学んでみるのもおすすめです。

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６．民間のスクールで学ぶ

職業訓練以外でもキャリアアップや希望する就職を実現するための専門的なスキルを学べる民間のスクールがたくさんあります。

受講料は必要になりますが、民間のスクールの中には就職支援までサポートしてくれるスクールもあります。

最近では、専門的なスキルを学び就職ではなく独立を目指すためのスクールもあります。

仕事を人間関係の悩みで退職して企業に就職するのが抵抗がある方や、将来的には独立したいと考えている方は、独立を目指すためのスクールがおすすめです。

おすすめのWebデザインスクールの記事はこちら
 【初心者おすすめ】卒業がないから安心のWebデザインスクール｜クリエイターズファクトリー 

７．就職活動をする

職業訓練は、キャリアアップや希望する就職を実現するための無料の訓練制度で、必要な職業スキルや知識を習得することができます。

職業訓練の最終的な目標はキャリアアップや希望する就職です。

少しでも早く就職をする必要がある方は、就職活動を始めることをおすすめします。

職業訓練では、必要な職業スキルや知識を習得することができますが、実際に働きながらスキルや知識を身につけていくことも可能です。

最初は大変なことも多くなりますが、実際に働く方が何倍も早くスキルや知識を身につけることができます。

職業訓練の試験に落ちたからこそできる行動

職業訓練校の選考試験に不合格になったからとキャリアアップや希望する就職を諦める必要はありません。

試験に落ちてしまったからこそ、自身を見つめ直すタイミングとして改めて自分の考えを深掘りして整理しておきましょう。

自分の考えを深掘りして整理しておくことで、職業訓練を再受験するときや就職活動をするときにも、より自分をアピールできるようになります。

職業訓練の選考試験に落ちてしまっても自身の考えを整理して、キャリアアップや希望する就職を実現するための方法を考えて選択していきましょう。

職業訓練のWebデザイン系コースは狭き門

職業訓練でWebデザインを学ぶことのできるコースは、とても人気で受験倍率が高いです。

選考試験に合格することも難しく、狭き門になっています。

実際に最初に受験したWebデザインを学ぶことのできるコースでは、25名の募集に対して300人ほどの受験者がいました。

Webデザインを学ぶ職業訓練以外の2つの方法

Webデザインを学ぶには、職業訓練の他に2つの方法があります。

本気でWebデザイナーを目指す方には、民間スクール（有料）がおすすめです。

独学でもWebデザイナーになることは可能ですが、民間スクールの方が効率よく学ぶことができて最短でWebデザイナーに必要なスキルや知識を身につけることができます。

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 【初心者おすすめ】卒業がないから安心のWebデザインスクール｜クリエイターズファクトリー 

まとめ：キャリアアップや希望する就職を実現するために再出発

職業訓練の選考試験に落ちたからといって絶望する必要はありません。

キャリアアップや希望する就職を実現するために状況に応じたベストな選択をしましょう。

職業訓練は、無料で受講することができることが最大のメリットですが、開講のタイミングや人気のあるコースでは、すぐに受講することができないことも多いのが現状です。

そんなときは、一度、希望する就職先があるか求人を探してみることをおすすめします。

職業訓練は、キャリアアップや希望する就職を実現するための通過点です。

職業訓練を受講して必要な職業スキルや知識を習得できても、希望する就職先が見つからないことがよくあります。

キャリアアップや希望する就職を実現するためには、求人に出会えることが最も大切です。

日頃から意識して希望する就職先があるか求人を探すように心がけましょう。